背中 2008/10/07 (Tue)

　今日はオリジナルの詩を。
　たまには何か書かないと、メインは文章だということを忘れられてしまう･･･！

　一応イメージ絵も描きました。ラフだけど。
　そう、こういうことをするために絵の練習を始めたんだよ俺は！

　自分の小説の挿絵を描きたくて絵の練習を始めたんです。
　でも、もっと練習しなきゃなぁ･･･。


　詩は続きからどうぞ。
　読むのに耐性ついてない人はスルー推奨。

　　背中

　月曜の朝　嬉しさを制服に　包み込んで
　今日こそは　おはようって　笑って言いたいな
　でもキミの顔見たら　勇気が空に飛んで
　今日もまた無言で　早足で通り抜けた

　話したことすら無いのに　想いは日々強くなっていく
　できることなら　キミと一緒に笑いたい　けど

　このまま　僕らは　道が交わることはなく
　互いに　背を向けて　歩んでいくのだろう
　ただこの瞬間　今この時間は　キミの
　やわらかな笑顔を見せてよ


　頬杖ついて　横目に　キッカケ　探している
　消しゴムでも　落としたら　拾ってくれるかな
　あれこれ考えても　勇気は空の彼方
　今日もまた無言で　姿を追いかけてる

　目を合わせては逸らす日々　話し掛けることはできなくて
　後ろを向いて　無関心を装っていた　のに

　心が　痛いよ　こんなに近くにいるのに
　互いに　背を向けて　振り向くことはない
　ただこの瞬間　今この時間は　キミの
　凛とした　声を聞かせて


　キミは　背中しか　見えない
　僕は　背中しか　見せられない
　僕ら二人　背中合わせ

　止まることなく進む二人
　ふと立ち止まり振り返っても
　その背中はもう　見えない


　僕は　大きな　勘違いをしていた
　背中を　向けたのは　僕からだったのに

　やっと　見つけた　こんなに近くにいたんだ
　僕が　向けた背を　急いで振り返る
　今この瞬間　今この時間　しかない
　ゆっくりと歩く　その背中に―



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　久々の作詞。久々すぎてどうやって書けばいいのかわからなかった。
　でもやっぱり、文章書くのは好きみたいだ。絵描いてるときより充実してた気がする。

　今回は片想いの詩。友達ではなく、顔は知っているが話したことは無いような関係で。
　ありきたりなテーマで、ありきたりな言葉を綴ってみました。
　ありきたりなもので表現するのって難しいと思います。

　空の彼方はどこかに入れたかったから入れた。後悔はしていない。

　歌詞に使ったりするようなものは何度も推敲・修正するわけですが、
これはただ書きたかっただけなので特に修正を入れずそのまま公開します。
　何かあったら修正入れたりするかもしれませんが。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　空之彼方